travellerkunの旅日記

旅先での出来事について書いています。

中国からベトナムへの旅2018 2日目~南寧→ハノイ T8701列車 南寧→ハノイ~

無事に切符の購入も終わり、あとは改札の時刻を待つだけになりました。

ここ南寧駅は、駅の規模のわりに待合室の椅子の数が少なく、T8701列車の発車1時間前くらいから床に座る人も出始めました。

荷物が多い方は、少し早めに駅に到着することをおすすめします。

 

↓乗車口へ向かう通路。

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↓これが本日の移動手段兼ホテルの「T8701」。行先も、「河内(嘉林)-南寧」となっています。

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↓発車を待つ列車。

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僕が指定された車両は1号車だったのですが、この列車には硬臥車と軟臥車(要は2等車と1等車)が連結されているらしく、事前にちょっと調べた感じだと2等車とのこと。

が、実際に乗ってみると前もって見た1等車の車両でした笑

 

なんだかよくわからないですが、一応有効な切符はもっていますのでこのままおとなしくしていることにします。

 

↓列車に乗り込む際に、乗車券と引き換えにこのカードを渡されました。

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そしてこのカードを見て今初めて気づきました。「あれが軟臥車だったのか」と笑

 

↓カードの裏側。また乗ってね、といった内容が書いてある気がします。

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このカードなんですが、最後まで存在意義がわかりませんでした笑

いちいち切符を提示するのを省略するためなのか、かといってカードキーがついているわけでもないし・・・と、いろいろ考えてみましたが、不明です。

 

中国の夜行列車には1人用の個室というのは存在しないようですので、この列車でも必然的に一晩を見ず知らずの人と共にすることになります。

 

↓今晩の同室の方々。どちらも中国の男性のようでしたが、詳細は不明です。

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↓この列車には通路があり、通路にはこのような感じで折り畳み式の椅子があります。

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さて、この列車での旅には一つ難がありまして、いつも使っている中国聯通SIMカードでは4Gの通信が時折しか繋がりませんでした

それどころか、3Gでも通信できればいいほうです。

体感で6~7割の時間は圏外表示でしたので、暇つぶしの手段が必要な場合は通信が必要なものはアテししないべきです。

そして、室内も同乗者によっては消灯されますので、迷惑にならない程度のものにするのが好ましいと思います。

 

携帯も圏外なもので、うつらうつらしているうちに列車が駅に停車しました。

車掌が各部屋に声をかけていますので、どうやら最初に検査を受ける「憑祥(ひょうしょう)駅」に到着したようです。

 

ここでは、荷物を全部持ち出すように言われ、パスポートと税関書類の提出が求められます。

↓憑祥駅に停車中のT8701列車。

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↓荷物を運び出し検査に向かう乗客。

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↓この矢印の方向に進むと、窓口が少ししかない出国ゲートへ進めます。

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ここでは中国の審査官から出国審査を受けるのですが、僕は人名や地名にしか使わない文字が一部入っているせいで、5分くらい漢字の書き取りテストを実施されました笑

さすがに空港とは違って旅客が全員戻るまで列車は発車しないと思いますが、焦りやすい方は後ろからのプレッシャーもだいぶ感じますので注意してください笑

 

 

ここには30分ほどの滞在で、再び列車内に戻りました。

列車は走り出し、1時間ほどでベトナム側の入国駅となるドンダン駅に到着。

到着時刻はベトナム時間で23時半頃です。

 

↓ドンダン駅。この日は雨でした。f:id:travellerkun:20180730231716j:plain

 

 

↓前の人に続いて出国審査へ向かいます。

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ここドンダン駅では、ベトナム側の入国審査が行われます。

ベトナムにビザなしで入国するときは、出国する際の航空券が必要だと聞いていたのですが全く聞かれることもありませんでした。

 

↓ドンアン駅の入国審査ゾーンのそば。窓口は怒られそうなので撮りませんでした笑

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ちなみに左奥に見えているショーケースの場所にいるのは両替商の方です。

街中で両替するよりもレートがいいのか悪いのかわかりませんが、ザーラム駅からハノイ中心地までタクシーを利用しようと考えている場合等は予めここで両替しておくといいかもしれません。

僕は300元(約5,000円)だけ両替しました。

 

寝ぼけ眼で入国審査を済ませ、三度列車に乗り込みます。

時間が遅かったこともありみなさんさっさと就寝したようです笑

 

 列車に揺られること更に3時間、夜も明けてきたころに終点のザーラム駅に到着です。

↓列車から降りる乗客。

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列車から降りた乗客を待ち受けているのは、タクシーやツアー等の客引きです笑

僕は歩いてハノイの旧市街へ向かいたかったので断りましたが、行くあてのない人はこういうツアーに参加するのもいいかもしれません。

どこの国の子かはわかりませんでしたが、同じ列車から降りてきた若い女の子に「一緒にハロン湾観光に行きませんか?」と声をかけられたときはドキッとしました笑

 

次は、ザーラム駅からハノイ旧市街への散歩を記事にします。

 

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