X-Pro2に海外旅行携行品保険を使いました。
先日の中国旅行の際に落下させてバッテリーの蓋付近を割ってしまったデジタルカメラ「X-Pro2」ですが、修理から保険金の受領まですべての手続きが終わりました。
・落下した当日の記事
落としたカメラを旅行先の大阪サービスセンターに持ち込んだのが6月11日、見積の連絡が6月15日、修理完了の連絡は6月19日でしたので当初言われていた通り、おおよそ1週間で修理は終わるようです。
保険は見かけ上のみの損害(傷など)には適応されませんので、ボディの割れによってX-Pro2が持つ耐水性能が維持できなくなるという、機能上の損害についても修理完了書に記載してもらうように依頼しておきました。
今回の見積もりはこんな感じでした。
・X-Pro2ボディ
下部パネル交換+技術料 ¥22,680
・XF-16mm F1.4WR
Xメンテナンス技術料 ¥2,160
合計 ¥24,840
僕が持っているカードの中では「dカードゴールド」「エポスカードゴールド」にそれぞれ海外旅行の携行品損害保険が付帯しているのですが、今回はエポスカードゴールドのほうに利用申請をすることにしました。
大まかな流れは以下のような感じです。
①まず、カード会社に連絡
まずはカード会社に連絡しましょう。海外旅行保険の連絡先は、カード裏面に記載されているコールセンターとは別の電話番号が用意されている場合が多いみたいです。
加入した際のリーフレットやホームページを参照しましょう。
ここで注意しないとならないのが、「事故日もしくは帰国日から起算して、〇〇日以内に連絡」という期限があることです。
僕が利用したエポスカードは、海外滞在中は現地のフリーダイヤルもしくは日本宛のコレクトコール(国際電話の通話料着信者払い)の電話番号が用意されていましたので、中国滞在中に請求を済ませました。
②保険金請求書を受領・記入する
※②と③は同時進行も可能です。
大体1週間程度で、保険金請求書がカード会社と契約している損害保険会社から送られてきます。
今回は落下事故だったので、住所や氏名等のほかに
- 事故日時
- 当時の状況
- 壊した商品の購入金額、購入時期等の明細
- 壊した商品を修理した場合は、その金額
- パスポートの入出国日スタンプの押されているページのコピー
- 壊れた物品の修理前の写真
- ある場合は、商品購入時の領収書や保証書
これらを記載し、送り返します。
強盗等の場合は、これとは別に警察署や第三者の事実証明が必要なようです。
③商品を修理窓口へ出す
商品をメーカーの修理窓口へ出しましょう。
今回私が受けたカード会社からの説明では、見積を取ってから修理をしても、見積を取らずにそのまま修理を進めてもどちらでもいいとのことでした。
④保険金請求書を提出する
記入が済んだ保険金請求書を郵送すると、後ほど保険金が振り込まれます。
今回の落下では、
・レンズのメンテナンス料 ¥2,160
・自己負担額 ¥3,000
これを差し引いた、¥19,680が振り込まれました。
保険金請求書を投かんしたのが7月3日、振り込まれたのが7月11日ですので、わずか6日で保険金が振り込まれたことになります。
~まとめ~
せっかくの旅行中にこういうトラブルがあるとテンションもガタ落ちになります笑
ただ、あらかじめ携行品損害保険が付帯されているカードを持つことによって、精神的・金銭的ダメージを減らすことができます。
1事故あたりの上限金額が設定されていたり置忘れには対応できないなど、100%カバーできるわけではないものの、万が一の際にはかなり助かるものであることは間違いありません。
カードによっては自動付帯ではなく利用付帯のものもありますので、海外旅行に出かける際にはこれも頭に入れておくといいでしょう。